つぶやき・メモ・ブログネタ

ダッシュボードで陥りやすいのは、「KGIを頂点とした上から俯瞰して全体を見ていこうとする考え」と「かなり細かいデータでないとそのデータからアクションに結び付きにくいという現実的な事実」を一緒くたにしてしまうことだと思う。前者は大事だが全社の値からは異変の兆しのようなものがかろうじて分かるかも?くらい。逆に後者だけだと点の情報だけ見て全体の大きな動きを見逃してしまうかもしれない。だからといって、後者にたどり着くような粒度までダッシュボードをつくっていくとグラフ何百個の世界になる。なので、どちらの役割をするものなのかの認識を合わせ、前者なら前者で「これは数値を把握するもので、アクションに紐づけるものではない。このダッシュボード見ててアクションが生まれる必要はない」くらいに認識合わせておいた方がよい。その上で、個別アクション用のものをつくり、そちらは逆に「この数値にこういう変化が起きたらこのアクションをとる」みたいなロボットのプログラムみたいなものを仕込みながらつくる。そっちに関して「観察用」などという言葉は許してはいけない。くらいの気持ち。