2024年
・"人と話をしたいと思ったら、話をしましょうとお願いせずに、なにか別のことを誘ったほうがよいのだ。考えてみたら奇妙なことである。"
・"不謹慎な笑いは、人間の自由というものの、ひとつの象徴的なあらわれである。そしてそういうじゆうは被害者の苦しみのなかにも、抵抗する者の勇気ある戦いのなかにも存在する。"
・"「私は、この色が好きだ」という語りは、そこに誰も含まれていないから、誰のことも排除しない。しかし、「この色の石を持っているひとは、幸せだ」という語りは、その石を持っているひとと、持っていないひととの区別を生み出す。"
・"まず私たちがすべきことは、良いものについてのすべての語りを、「私は」という主語からはじめるということになる。"
・"「時間の流れ」をテーマにした作品は他にもたくさんあるが、どれも共通することは、時間が流れることが苦痛であるということだ。むしろ私たちは、時間を意識しない状態を「楽しい」、時間を意識されられる状態を「苦しい」といって表現しているのかもしれない。"