読書メモ。データ分析力を育てる教室

2022/08/06


・データは表現に最適な数学でありながら、特定の意味を読み解く国語の要素を併せ持っている。数だけでなく、その意味を考えることが分析には必要。
・分析は問題解決の優れた意思決定のためにある
・分析の限界。正しさを求めると似たような答えにたどり着く。正しいと間違っているだけでなく、その選択肢が好きと言えるかも重要
・データ分析は何でも知ろうとしない。立てた問への答えだけ。
・問のたてかた。良い問は、知りたいことが明確で、答えが次の行動につながるもの。
・仮設が先でデータがあと。セブンイレブン創業者の鈴木敏文さんもそう言っている。
・仮設なくデータを見ても得られるものは少ない。仮設があるから発見がある。
・仮設構築は徹底的にWHYにこだわる。事実観察し、事実から逆算し、行動や態度や思考に至る理由を考えよ。
・データ分析に一番大事なのは、事象に対する観察と洞察を働かせて、仮設を持ってデータを見る能力。
・データ分析のうち仮設構築のための分析が7,8割。仮設検証のためが2,3割。仮設証明のための統計学、サイエンス、機械学習の分析が1割以下。
・データ分析にはコミュニケーション能力が必須。伝わらなければ意思決定につながらない。
・あるべきグラフの作り方、転じてあるべき分析の伝え方。①ストーリーをつくる②それを知覚してもらえる最適な表現③データの用意
・悪意を持って都合の良いグラフを選んではいけないが、納得度を得るために言わなくて良いことは省く発想は必要。


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