読書メモ、いまさら聞けないビットコインとブロックチェーン
2018/01/24
- ビットコインと電子マネーの違い
- 特定の国や企業が管理しておらず、参加メンバーによる民主的な運営※ゲーム内通貨の発展系。
- 入手方法
- もらう
- ※送金手数料が安い。額に関係なく10円程度。離れたひと同士の送金に便利。国をまたぐ場合など特に。
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※ビットコインの価格が変動しても日本円価格を保証するサービスもある。売り上げ500円は保証され、手数料の1%をはらう、といった形。
- 掘る
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ビットコインのやりとりの承認作業。マイニング競争の一着にビットコインの報酬。今は、一個人が参加できるマシンパワーと電力ではない。
- 2015年のギリシャのデフォルト危機のときに買われた。国の信用が落ちた時、仮想通貨が買われる。
- FXのようにレバレッジ取引もできる。預かり金の何倍まで取引できる、というもの。
- 価格の決まり方
- 国の規制やルールの影響。中国は取引量が多いので影響を受けやすい。
- 開発者コミュニティ。四半期に一度のカンファレンスでのコアデベロッパーの発言が影響力を持つ。日銀の黒田総裁のようなもの。
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オリンピックイヤーの半減期。承認レースの報酬が減らされる時がある。処理能力が向上するはずだから。減った報酬のコイン×コインの値段-採掘パワー÷向上した処理速度、で掘る人のモチベが変わる。
- 長期投資の神、ウォーレン・バフェット。金融商品に投資するときはその論文が書けるくらい勉強してからするべき。
- 送金手段として
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銀行噛ませる場合、国内の送金する銀行と海外の送金先の銀行が相互に口座持ってない場合、別な銀行噛ませる必要があってもっと手数料かかる。
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銀行はレガシーなシステムを使っていて人の確認も多いがBTCなら自動化するからやすい。銀行のシステムは止められないからつぎはぎ。それは今後変わることはない。
- 円からドル→ドルから円とすると二重に手数料。円からBTC→BTCからドルなら安い。
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中国での人気。日本の不動産を買いたい中国人。背景には2020年の東京オリンピックに向けた投資。このとき、人民元は持ち出し制限や手数料がある。ここでBTCを使う。中国は人民元の資金移動制限があるので外国との取引にBTC。
- 日本では?
- ①災害時の寄付金。熊本地震の時海外から集まった。手数料が少ないから少額の寄付に向いている。取引記録があるので透明性も高い。
- ②クラウドファンディング。外貨だと手数料が多いがBTCなら安い。
- ビットコインの支払いはQR読み込んで送金するだけ。クレカのフィッシング詐欺もない。
- ビットコインのウォレットは銀行の預金口座。送金時の口座番号(ビットコインアドレス)は無数にある。
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