2021/08/10
例えば、GAのようなWEB解析ツールで既存のユーザ導線をファネルで見た結果、CV用のフォームの入力画面での離脱率が大きかったとする。ここでフォームの入力画面に離脱の原因があると決めつけるのは早い。もちろんその可能性もあるが、「CVする気のないユーザをフォームに連れてきてしまった」「CVする気はあるが、CVに必要な情報を得られないままフォームに来てしまった」といった可能性も考えられるので、いきなりその画面にフォーカスしないように注意が必要。
とはいえ、可能性の話をしていても埒があかないので実際には以下のようなことを考える。
もしフォームの入力途中の状況を計測できているのであればそれを見る。入力途中で離脱をしているならフォーム自体に原因がある可能性が高い。1つも入力せずに離脱しているなら手前に原因がある可能性が高い。という切り分けができる。
そういった計測ができておらず、今ある情報がファネルの遷移率の値までであれば、フォームに至るまでに、最も多い着地ページはどこか?その流入方法は何か?(広告、SEO...)、着地してからのユーザの導線・見えている画面は何か?を見て、定性的にCVに必要な情報が揃っているかを考える。