2019/04/08
ここでイメージしてもらいたいのはパワポの発表資料。資料をつくるときはいきなり最初のページからゴリゴリ綺麗につくるのではなく、テキストだけ置いた全体の構成から考える。まあよく言われる話だし事実。
ふと、この話をしていたときに美大受験のためにデッサンを描いていたときのことを思い出した。デッサンも、いきなり目や鼻を詳細に描くのではなく、まずは全体の構図を決めることから始まる。全体の完成度を徐々に上げ、あるところまで来たら、詳細を描いていって仕上げる。資料づくりも同じだなと思った。
もう一点。予備校に通っていたとき、デッサンは必ず完成させろと言われた。3個のリンゴが置かれているとき、2個完璧なリンゴが描けても、1個が途中だと、その絵は完成していないと扱われ、講評を一切してもらえなかった。下手に3個描いたもの以下の扱いになった。今思えば、それが提出するものであれば、どんな完成度であろうと、完成させることが大前提ということなのだろう。
美大を出たあと色々あって今はデータアナリストなる職業だけど、過去に学んだことは無駄にはなっていないかな、と思った。