2019/07/26
究極的には思想だとか宗教だとかもそうかもしれないと思うけど、ここでは一旦、仕事や家庭など日常生活で出会う人たちのこととします。
タイトルの通りなのですが、相反する考え方がある時点で全ての考えに共感することはできません。しかし、相反する考えの両方を理解することならできます。そう思っています。
大事なのは、理解できると信じることです。それにより自分の普段の行動が、相手を理解しようと努めるようになります。
理不尽に怒られた家族、批判的・非協力的な同僚、言ったことが出来ない後輩や子ども、など、自分と相手の関係が良好でないときがあるかもしれません。そんなとき、「わけわからん。なんだアイツ」と思うのではなく、自分の中のマイナスな感情を一旦外に置き、「何故そんなことをするのだろう?」と理解をしようとします。そこで自分なりの答えが見つかれば、外に置いたマイナスの感情は小さくなるし、次に同じことが起きることを防ぐことができます。(まあ、場合によっては、理解はできたが全然納得はいかん!ってこともあるかもしれませんが。)
この思考をすることで、 ・相手の感情を理解するための分析力 ・一歩引いて自分と異なる考えを探すための客観的視点 ・感情を切り離して物事を考えられる力 ・相手との関係をより良くしようとする強調性 といった、アナリストに必要なスキルを訓練し、身につけることができます。(と強引に結びつけてみた)