バイオハザード6には期待を裏切られた

2014/08/20


これはバイオ6レオン編プレイ直後の感想です。4は何周もしたし、意見のわかれる5も3周はしたけど、6はレオン編中盤からイライラが止まりませんでした。

以下不満点。

敵に弾が当たったのかわからない

敵のモーション、どこまでよろけるかの設定、効果音、グラフィック。多分全てがイマイチで、撃って当てた感覚が少ない。イコール爽快感がない。後半こそ慣れたものの、開始してしばらくは弾が当たっていることがわからなかった。

QTE

画面の指示に合わせてボタン押すアレ。これはバイオに限らず嫌い。次世代のゲームに求めているものは、そのQTEでやってることをやりたいってこと。それができないならムービーで良いし、できる事を拡張した演出を考えて欲しい。

ボス戦で自分が何しているかわからない

ボス戦のシーン切り替えが多すぎる。今シーンが変わったのはダメージを与えたことで起きたのか、時間によるものなのか、強制なのかが全くわからない。QTEも多いのでますますわからない。攻略した感が無いし、一周した後、もう一度それぞれのボスと闘っても攻略方法がわからないってのは酷い。

※妹戦で三本の腕のようなものがあったけれど、二本しか壊した記憶がないんだけど。

シモンズシモンズシモンズ…

ラスボス復活しすぎ。倒したと思った敵が生きているパターンは王道で嫌いじゃない。でもこんなに繰り返されるのはギャグだし、白けたし、イライラした。最終戦のテンションがゲーム中で1番低くなるゲームも珍しいんじゃないか。ふざけて考えていたら絶望。本気でプレイヤーを驚かせたり楽しませたりしたいと思ってこれなら更に絶望。「もううんざりだわ」(エレナ)

自由度のないステージ

前作までも一本道だけど、戦闘の中での自由度があった。4の村では場所を移動しながら闘ったり籠城したり。プレイするたび発見があった。6はステージ構成がぶつ切り過ぎて、闘いの自由度がない。二度やっても多分同じ場所で同じように倒すと思う。ストーリーをなぞらされているだけ。大量の敵が出てくるシーンで引き返して順番に順調に処理してたら「数が多すぎてダメだ、はやくここに入って逃げろ」というようなことを言い出した。ここって言ってる場所の隣の部屋にいるのに。

使えなかったスナイパーライフル

ステージ構成のつまらいことは、スナイパーライフルを使うシーンが全然無かったことで証明できる。活用したのは地下の遺跡で敵を狙撃するシーンだけ。あとはハンドガンでも届くような位置の敵を一撃で倒すためにしか使わなかった。4では所々で活用シーンがあった。立体的で広い空間があるからライフルが活きるし、狙撃できる敵が適度に配置されていた。新しいマップにきたら少しでも敵を間引くためにステージを観察したし、狙撃ポイントの発見は自分の経験値を上げる。それが6にはなかった。

イベントでプレイを止めすぎ

バイオは何かに注目させるためにムービーを入れる。30秒もないシーンのためにプレイヤーからコントロールを奪うのはもうやめにして欲しい。ギアーズの注目はよかった。戦闘中でキャラを自由に動かせるときにボタンひとつで注目できる。シームレス。

アイテムスロットの数が9個

弾薬一種類ずつ、救急スプレー、手榴弾、リモコン爆弾、の基本セットを持ったら空きが1。ハーブの調合には2必要なのに1しかないからできない。後半のハーブは役に立たないアイテムだった。見つけても何も嬉しく無い。4のトランクは良いシステムだった。武器を含めて持ち物を自由に決められる。ハンドガンだけ持って、他の銃のスペースは弾にすることもできた。自由度があった。マルチプレイ用にメニューを開くわけにはいかないとして、ハーブの調合スペースを何故残せなかったのか。

動きだす敵

バイオ6を最も象徴とする出来事がこれ。倒れているゾンビを撃っても無反応だったのに、近づいたら襲ってきた。弾を消費する代わりに死体を撃って生死を確認するプレイを認めず、それで驚いて欲しいというのはエゴだし、リアルでもない。このシーンが序盤であったので悪い予感がした。

良かったところ

カメラは酔わなかったし見にくくもなかった。ハーブケースも良かった。


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