記憶に残るシーン-ぼくはうまれてはじめてほんきでおこった!(カードヒーロー)

2012/01/31


2000年に任天堂から発売されたゲームボーイカラー用ソフト「カードヒーロー」。ストーリー上で最後の敵である"としお戦"でこの台詞が現れます。

「カードヒーロー」でプレイヤーが操作する主人公は無口な小学生の男の子。良くしゃべるお姉さん的存在の幼なじみのクミちゃんと、カードヒーローというカードゲームを一緒に始めるというストーリー。 としおというのは金持ちの悪ガキで負かした相手のカードを燃やしてしまう。負けん気の強いクミちゃんは立ち向うけれど、負けて全てのカードを燃やされてしまい、いつも強気のクミちゃんもショックで泣いてしまいます。

そこに駆け付けた"ぼく"。その光景を目にしたとき、BGMが止まり白い背景に文字が浮かびます。

ぼくは……
ぼくは うまれてはじめて ほんきで おこった!
バトルで ケリつけるぜっ!

同時にメインテーマが流れ始め、ラスボスのとしお戦が始まります。それまでずっと無口で温厚だった"ぼく"が、ゲームの最後に初めて感情を表に出す、熱いシーンでした。


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